本筋以外も標榜するコンカフェが他業種や他コンカフェ全般から受ける影響

目次と全体


注意

この記事は前作の「コンカフェが他業種に与える影響」の続きで、そちらに出てくる各用語や考え方を理解してないと理解しにくい。
読んでない人は先に読んで。   


まえがき。コンカフェ左派勢の視野と現実(リンク先)。


目次(リンクで移動)兼パターン一覧

該当するコンカフェ 客を奪う側の店
静穏さを強く標榜する店 静穏な雰囲気の普通の飲食店
中道左派的の店のうち特に静穏な方の店
左派的な特長を標榜する店
※リンク先は同上
小規模な飲食店のうち、界隈や人脈を持ち、女性も豊富な店。
主に、中道左派的なコンカフェ
酒重視も標榜する店 酒を特長として標榜する飲食店
結果的に酒が豊富なコンカフェ
運営の方針で低風紀行為を行う店 水商売全般
任意や親密度育成を前提にした低風紀行為のみのコンカフェ
楽曲等も標榜する店 地下アイドル等の、楽曲系業種で距離感が近い方のもの。
アイドル兼任やアイドル趣味等、アイドルが絡むキャスト全般

全てのパターンに共通すること

■コンカフェの本筋(キャストとの会話や推し活)以外の特長を標榜している。
例えば、静穏さ、左派的な環境、酒飲み適正、低風紀行為、楽曲。

■客としては別々の店を使い分ける方法でもいい。
例えば酒を楽しみたい時は酒重視な飲食店、会話メインの時は「ある程度は揃っているコンカフェ」でいい。
アイドル・コンカフェ兼業キャストを推す場合は店は違えども同じキャストを推せる、それ以前に同じキャストである必要は無い。

■それでも(使い分けしずに)本筋以外標榜店を使う価値が有るとすれば、同じ店で双方兼ねれることによる幸福効率向上だ。
それには同じ女性店員を同じ場所で推せる効率も含まれる。

■そういう事情から双方とも一定レベルでなければ競争になりにくい。
片方だけなら、そのような店に行くよりも使い分けすればいい、さらに、「標榜していなくてもそういう機能を満たせるコンカフェ」も幾らかあるため尚更。
また、総合的な幸福効率が良くなければならない………使い分けや類似業種よりもだ。
まぁ、並程度でも廃業するとは限らず、相応の客単価に落ち着く場合も有るが、それでも経営事情は良くないのは変わらない。

■キャストや運営のレベルだけでなく、センス等の種類の影響が大きい。
標榜内容だけを重視するならば、それが専門の飲食店に行けばいい、それは裏を返せば「本筋以外標榜店」に行くような客はキャストや運営も重視していると言うことだ。
そして、いくら特定の特徴を標榜したろことで、客としては結局はキャストや運営のレベルや質が決定要因であり、それに応じた質の客に至るのと、そのセンスに応じた客になりやすい。 


各パターンの内容は大体は共通するため重複が多い、飽きたら読み流して。







あとがき。

コンカフェに限ったことではないが、企業が何を標榜したところで結局客は実態を元に評価し、相応のセンスやレベルの客に落ち着く。
客を決定する要因は直接的には店員だが、どのような店員が残るかは運営次第のため、結局は運営の店員維持能力だ、それはレベルだけでなく種類も。
その点において、コンカフェ業界は企業全般よりも遥かに店員や客の本音が出にくく、独善が通りやすい。
何せ、 客はキャストや運営との仲を無難にすべく言いにくいし、キャストは転生に差し障らぬよう無難にしやすいので。
しかしながら、どのようなキャストや客が残るかには独善は通用しない、むしろ、悪い意味で独善の通りの結果になる。

要は「他人は自分を映す鏡である」、それは標榜内容にキャストが沿わない場合でもだ。


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