すきやきっちのコンカフェ論
個人イベントの土日両日開催と忌避対象発生に関する考察。
長文読むの嫌なコンカフェ嬢は、以下だけ分かればいい。
個人イベントを土日両日開催する予定の店の客へのイイネ営業は効率良い、そのイベントに行きたくない客を釣るチャンスだ。
しかも、金出さない客ほどイイネ営業に応じない確率が高いため、更に都合良い。
それと、嫌ってる客が多そうなキャストが居て、キャストに非が有りそうな場合も同様だ。
他のキャストのフォロワーからイイネ営業をしていけば、そのキャストを避けたがってる客を釣りやすい。
この件も金出さない客ほど(略)
先に要点をば
個人イベントの土日両日開催の是非は店によって異なり、最大要因はその店の客の金払いの傾向だろう。
金出す店では、一見、キャスト人気相応に開催日数を増やす必要が有るように思えるが、実は逆で、イベントを避けたい客に他店に行かれて、それが移住の切欠になる分の痛手の方が大きいだろう。
それは逆も然り。
こういうのは、客が特定のキャストを忌避するケースが発生した場合も同様。
※キャスト側に非が有る場合のみ。
金出す店の客程、容易く他店に移住されやすいため、軽度な忌避でも重大視して対処すべきであり、逆も然り。
こういう違いは、店毎だけでなく、各店の中の客毎にも発生する。
要は、金出す客程、両日開催や忌避発生を切欠に他店に移住されやすいのと、逆も然り。
そうなると、両日開催や忌避発生が多い程、その店は金払いの低い客ばかり残ることになる。
で、残るキャストや客的には、合わない奴らが荒波立てずに去ってくれるため都合良い、そのため、他店のキャストがこの件に乗ずるのは、妨害どころか相互利益だ。
前書き
表題の2つの事象は一見関係無いが、共通点が有るため一緒の記事にした。
さて、6年間1000万円分以上コンカフェ活動しているうちに、気になったことが有る。
個人イベントの土日双方開催において、行う必要性が一見高そうな店と、実際に行う店との逆転現象だ。
個人イベントの土日両日開催だが、大須コンカフェ界の最強人気層のキャスト達のは、ウェイトだけでも地獄と化すのに、それでも両日開催は極稀である。
例えば以下は、CCcafe&barの「あめり」さんの最近のイベントのウェイト状況。
で、この件は客数の損失だけでなく金額面での機会損失も凄いというか、予約や長時間ウェイトに対応できない客全般を失い、その中には本来アミュ5000円以上出すきゃいくも多いだろう。
一方、幾つかの店では両日開催したが、逆だった。
例えば以前、終了1時間位前(挨拶聞きたい客により格段に混む時間)で15分待ちというツイートを見かけた、となると、彼女のイベントではウェイトによる機会損失は殆ど無いだろう、精々「終了間際に15分待てない客」の分だけだ。
そのため必要性は薄い、両日開催しても「そのキャスト目当ての客」は1割も増えないだろう。
補足、「そのキャスト」と強調する理由は、避けたい【土日依存客】の選択肢を無くすことにより、彼らがイベントの日に来る分で増えること。
他、安価な店や平和の店では、そういう傾向が有るようだ。
※上記全般、具体例を挙げるのはドスレートに当該キャストや当該店舗の実際の人気を晒すので、避けておく。
その逆転現象と極端さが気になった、両日開催の必要性が超絶なのに行わない店と、必要性が低いのに行う店。
そのため考察することにした。
もう一つの表題の忌避発生の意味は「各々の客にとって、一緒に店に居るだけでも嫌なキャストが発生することで、キャスト側に非が有るもの」。
その原因の殆どは、キャストが嫌いな客に悪態することだ。
補足、態度全般が悪いのやオネダリの横行等の「客の多くに発生するもの」の場合、十中八九キャストが早々に居なくなるため、言及する程では無い。
そういうのも逆転現象が有った。
俺がここ3年間巡回している店全般は対応レベルが良く、多少の忌避でも運営化リーダーに言えば対応してくれたし、それは俺に限らず客全般のを見聞きした結果もだ。
逆に、重大な忌避でも全然対処しない店も有った、それは俺に対してだけでなく他の客に対してもだ、勿論彼女らは変わらぬまま残る。
要は、軽度な忌避でも重大視と、重度な忌避でも軽度視、その逆転。
両者とも方針は安定していた、そのため、両者には真逆な事情が有るのだろう………忌避に神経質になるべき事情と、忌避を軽視してられる事情。
また、考察するうちに、根本原因は両日開催と似ていると思い、一緒の記事にした。
両日開催の影響
■土日依存客の事情
何割かの客はコンカフェに行ける状況が殆どと土日に限られ、そのため行きつけの店が両日開催となると、今週控えて来週まで我慢するのも嫌なため、イベント貢献するか他店を開拓するかの2択に迫られる。
そういう客が何割かは、客の数え方次第で凄く大きい。
「来店頻度による加重平均」(頻度大きい客程、多くカウントする)の場合、客の6割以上は該当しない、何せ、平日にも結構来る位の高頻度客が延べ回数の多くだからだ。
さらに、常連の意見ばかり届く店では尚更。
逆に、少しは来る客全てを等価平均した場合、客の6割以上は該当する、何せ、コンカフェ客の(等価平均の)大半は平日に寄りにくい事情を抱えているからだ、以下例。
・平日の仕事帰りに寄るには勤務先や居住地が遠すぎる。
・仕事の服装が汚れているか、仕事の姿(≒職業や地位)を女の子に見せたくない。
・残業常態化。
・家庭の事情。
そういう客を「土日依存客」と名付ける。
で………土日依存客に対して「個人イベント両日開催」を突きつけた場合に、イベント貢献に応じさせやすいか?他店に移住されやすいか?は、各客の事情次第だろう。
■土日依存客の損得勘定
まずは「イベントに行くべきか?」の損得勘定を計算式風に書く。番号は以降の説明用。
「【1】±そのキャストとの友好度 【2】±イベントのコスパ(悪い程マイナス) 【3】+別店開拓効率」
プラスならば行く方が得、マイナスなら他店に行く方が得。
※【3】の意味は、客全般において、各店での幸福効率にはキャスト達との親密度育成投資が関わるため、そのコストがかかること。
※【1】がマイナスも有りなのは、仲悪いキャストのケース。
※【2】がプラスも有りなのは(権力事情は知らぬが………)キャストの動員が凄く良くて、通常時以上に会話のコスパが良いケース。
例を1つ。
「そのキャストとの友好度が少しだけ」→【1】は少しのプラス。
「人気キャストのためイベントは混むし、金払い良い客のため多く出してしまう」→【2】が凄くマイナス。
「金払い良い客のため、他店は開拓すれば数回で歓迎される」→【3】のプラスは少し。
となると、マイナスがプラスをはるかに上回る、結果、その客は他店を開拓する。
派生例:
・仮に客の金払いが低ければ、【2】のマイナスは多少になるし、【3】のプラスは大きくなるため、プラスの方が上回り、結局はイベント参加に応じる。
・キャストの人気が凄くないなら、(当人や主要常連は怒るだろうがw)傍から見れば【2】のマイナスは少ない。
・イベントの動員が特に高ければ、【2】は改善し、プラスの場合も有り得る………主役の人気が普通なのに動員が凄い場合。
各店毎での差
※各キャスト・客の個人単位のは後述。
■客の金払いと、両日開催の是非。
要するに、金払いの良い客程、他店に移住されやすいだけでなく、気づかれやすい形になりやすい。
客が他店に移住する際、親密度上昇のためのコストや期間が関わる。
何せ、馴染みの店ならば既にキャスト達からの卓回りされやすさも良く、交流内容も良いが、移住先では未だなため、近いレベルに上げるための金や期間が居るので。
そのコスパは客によって大差であり、事情は以下。
1つはキャストと仲良くなる早さで、(人格悪くない人に限るが)金払いが良い程、キャスト達から早々に仲良くするため、友好度が「元の店に近い位」になるのが早い、それは勿論他店開拓コスパが良い事でもある。
逆に、あまり入れない客は、キャストは積極的に注目しないため、かなり来店して覚えてもらってからようやく認知される段階、等々、友好度が「元の店に近い位」になる貯めの来店回数や出費総計が高い、勿論他店開拓コスパは悪い。
特に、ピンチケは延々と友好度は上がらないため、極めて悪い。
この件には各店のキャストの卓回りの違いも関わる。
………大須コンカフェのキャストの8割位には理解しがたいだろうが………ピンチケが主流な店では客にアミュを入れてもらう考えが乏しく(一部のキャスト・客は違うが、主流派はピンチケ)、逆に、(アミュ無しで)キャストに来て頂く考えが強い。
で、アミュ無しで「来て頂く」となると……まず、アミュ無しで顔を覚えてもらう程の回数、(〃)客がキャストに媚びて気に入られるための回数、(〃)客が各キャストと会話を弾ませるコツを把握していくための回数、等々、多大な回数を重ねてこそ美味しい立場になれる。
余談、まぁ、中の下以上に金出す客的には、媚びたり自分から会話努力する立場が美味しいと思わないだろうが、別の話題なので省略。
で、で「美味しい立場」になると、仮に別の店を開拓した場合に、現状に近い幸福度を得れるようになるためのコストは凄く高いということになる………何せ、多大な来店数や苦労を再度行わなければならないので。
そのため他店への移住されやすさは物凄く低い。
そういう事情が両日開催の是非に関わる。
金払いの良い傾向の店において両日開催を突き付けると、平日依存客の多くは他店に行かれてしまうし(主役を特に好む客以外)、それが切欠で他店に移住される確率が高いだろうし、客の多くが「そちら側」なため彼らの事情が優先されるだろう。
逆も然りで、金払いの低い店においては、そもそも客の大半は従うし、仮に行かれても移住される率は低いし、従う側が主流派のため彼らの事情が優先されるだろう。
■動員とキャストの立場の事情
まぁ、大須コンカフェの大抵のキャストにとっては常識だろうが………シフトの自分の希望を主張する強さは一定以上は有るしし、転生の成功率は悪くないと想定されるため、両日開催するから貢献しろと強制されるようなら、辞めればいい。
それ以前に、運営もその事情に沿うため、そもそも両日開催や出勤強制に踏み込めない。
だが、それには前提条件が有り、当人達に一定上の金銭成果能力が有ることだ、無いキャストには立場も転生成功率も乏しい。
で、一部の店は、その前提条件が無いキャスト達が主流派である、金銭能力が低いキャストと客同士で「ぬるま湯」してる傾向の店。
そういう店ならば、両日開催するから多く出勤しろという方針を実行していられる。
大抵の店では、仮に土日双方開催した場合、キャスト達が動員に応じにくいため、動員は土日相応に貧弱になり、結果、土日双方とも客が来にくくなって逆効果だ。
だが逆も然りで、動員させれるなら、両日開催したなりに動員出来きて、(見た目上の)イベント動員は増える。
………まぁ、それは「普通の土日の分の客数や売上」が「イベントの客数や売上」に転向しただけだが。
■逆転現象のまとめ
金銭面最高層のキャストのイベントは、たしかに両日開催の需要は物凄く高い。物凄くだ。
だがしかし、イベントのコスパは極めて悪いなため(ウェイト長大、動員少、金額過大、会話量極小)、イベントを避けたい客の気持ちも凄く強い。
しかも客全般の移住されやすさも高い。
そのため、両日開催となると、土日依存客は原則他店に行き、そして、それが移住の切欠になる率が少なからず。
結果、両日開催需要は凄く高いのだが、開催した場合の損失は更に高い、そのため行えない。
まぁ、逆も然り。一応一通り書く。
金銭面最下層のキャストのイベントは、たしかに両日開催の需要は低い。
だがしかし、イベントのコスパはあまり悪くもない(ウェイト多少、動員多、金額通常、会話量通常)、イベントを避けたい客の気持ちは少な目、
しかも客全般の住されやすさも低い。
そのため、両日開催となると、土日依存客は原則当店に行き、そして、他店に行かれても移住され率は少ない。
結果、両日開催需要は低いのだが、開催した場合の損失は気にする程でなく、そのため行える。
という、需要と結果の逆転現象。
■忌避キャストでも同様。
それは直接の被害者の客だけではなく、傍から見ている客もだ。
そりゃ、お世辞にも楽しめる雰囲気でもないし、継続的な状況なだけに、ずっと彼女を避けるか我慢するかが続くので。
その点も店によって差が大きいだろう。
内容は上記と重複するため省略するが、読者は状況を想像してみて……金払いの低い店と、高い店の双方で。
それは逆転現象においても同様。
人気店は、たとえ軽度な忌避でも、客の逃げられやすさは更に上回るため、対処の必要性は高い、結果、軽度でも対処。
逆の店は、たとえ重度な忌避でも、客の逃げられやすさは更に下回るため、対処の必要性は低い、結果、重度でも黙殺。
■忌避独特の事情
忌避には別の事が有る。
※金払いの良い店に限る。
被害者の客ですら、たとえ悪態が切欠でも、炎上する場合を除いては客は直ぐには動向を表に出さず、さりげなく当人を避けたり、他店のキャストを開拓し始める。
さらに、その何倍・何十倍の「見てる客」なら尚更というか、当事者でないため尚更動向を表にしにくい。
そして、最後の段階で一気に通わなくなる、その時に「元の店側」が気付いても、来なくなった客には手遅れだ。
また、当該キャストの労働力という事情も関わる。
まぁ、キャストの経歴や役職次第だが、真っ向方対処しようとすると、詰まるところは当該キャストの解雇である、何せ、仮にその出来事だけ事後対処しても、何かの機会で別の客に発生するものだから。
出来るがどうかは運営の金払いも絡んでいるだろう、金を出さぬ運営には優秀なキャストの維持は乏しいため、悪態キャストに頼る必要が高い、そして、残る客の金払いも相応という無限循環。
個々のキャスト・客毎の差と影響
■各キャストと客の方針の差と、集団極性化。
どの店でもキャストや客の金銭価値には差が有る。
金払いの低い傾向の店にも、一部には高いキャストや客が居る。
そういうキャストや客の思惑は、他の大半とは異なるだろう。
補足、客の金払いによる事情の差は、「各店毎の影響」と重複するため省略。
で、両日開催や忌避発生の際には、金銭面が高い客程去りやすく、低い客程残りやすい、そうなると、益々低い客に集約される。
さらに、店に対して物言う客は、残る客ばかりのため、彼らの意見ばかり店に伝わる。
そして、その店の中での勢力比や、どのような考え方が強いか?も益々極端になる。
そして集団極性化。
■イイネ営業のチャンス
こういう状況は、他店のキャストにとってイイネ営業のチャンスである。
イイネ営業全般、釣れる率の低さだけでなく、金払いが良い客の率も低い。
何せ、一定以上人気な客は、他店のキャストが維持に努力するため、イイネ営業しても極めて釣りにくいだろう。
逆も然りで、歓迎されるほど金出さなかったり、会話チャンスの店を漁ったり、「自分から話しかけ」を注意されるまで行って転々とする人達(←客と言う価値無し!)、等々。
それに対して、この記事の内容に絡む客は、釣れる数だけでなく、金払いの良い客の率も通常より上がるだろう。
金を出す客ほど別店を模索するのと、金出さぬ客ほど従順さを選択する(=釣れなくて済む)ので。
■妨害か相互利益か
こういう件に乗じて他店のキャストがイイネ営業するのは妨害か?、まぁ、イイネ営業自体が妨害と見なされる行為でもないのだが。
むしろ相互利益だ、出来るだけ美味しい客で多くの客を獲得したい「イイネ営業側」と、合わぬ客に静かに去ってほしい「元の店側」、双方共に得だ。
それに、元の店の方から合わない客を疎外したのだから、それに乗ずるのは悪いことではないだろ。