すきやきっちのコンカフェ論
平日夜の繁盛と客のスケジュール事情。


■コンカフェ界隈では、休日と平日夜とでの繁盛さの差は大きく異なる。客数も客単価も。

良い方の店は、全体的には休日とあまり変わらず、平日夜の方が混む場合すら珍しくない(人気の子や卒業前の子の出勤、衣装チェンジ、最近の天候等)。
悪い方の店は落差が激しく、たとえ土日には平均してキャスト数より客数の方が多い店でも、平日には「キャスト数の割の客数」は(店によって差が有るが)全体的には半分以下に落ちる。ノーゲスも珍しくない。

さらに単価まで差が有る。それは、半ば太客の割合でもある。
※以降の「アミュ」は、アミューズメントメニューの略。

単価が低い店では細客がメインで、彼らは「キャストが余っていれば金出さなくてもお話してもらえる」と言う感じに、 アミュ無しか少しだけで多くの会話を得ようとしがち。
また、休日にはそこそこ高単価な客でも、平日夜の単価は落ちやすい。その事情には、大抵キャストが余ってるし、土日に金出している分も有るため、平日夜では低単価でも多く話しやすいことも有る。

逆に、単価が高い店では、休日ほどではないものの、それほど単価は落ちにくい。
高単価な客の来店頻度が大差無いだけでなく、単価も大差無い。

客数だけでなく単価まで差が大きいとなると、「キャスト数の割の売上」は掛け算的に(客数×単価)差が出る。

こういう事情は各々のキャスト単位でも同様で、アミュの頻度が凄く休日に偏るキャストが居る一方、 平日夜でもあまり落ちないキャストも居る。


余談:
どれ位客数やアミューズメントが乏しいと「俗に言う まったりツイート」をするかの規準も大差が有る。
平均以下の店は、短時間のノーゲスや、数時間以上客数がキャスト数より少ない事に慣れてしまい、 その程度では焦る基準にはならない。
逆に、良い店は、駄目な店基準では平均以上な状況ですら焦り、まったりツイートを書きがち。
そのため、そういう店は、多くの客や他店にとっては「まったり詐欺常習犯」だが、当人達的には悪意は無い。


■概要
※後で詳細を書くため、概要だけ。
こういう差には客のスケジュール事情が大きく関わり、心理的事情や相性も関わる。

◇まずスケジュール、要するに、平日夜に来ようとする人で稼いでいる人(=来店頻度や単価が高い)は、コンカフェに行ける時間対や時間量が厳しく、スケジュールの遣り繰りが厳しい傾向のため、店やキャストがこういう事情に応じるどうかで、彼らの集客に大きく差が出る。
他、予定が狂った場合の代わりの予定が乏しい、疲れているのに来る場合等の事情も関わる。

◇心理的事情とは、主に、店やキャストからの不手際が有った際の応対によって、その客がどう思うかということ。
対応が悪ければ不評となる。
で、逆を言えば「暇を持て余して」や「他用のついで」な客ならば多少の不評では去られにくいだろうが、彼らはそうではなくわざわざ予定を工面する傾向のため、不評にはシビア。
それと、単価の高い客程他の店でも人気なため、容易く他店に移られやすい。

◇相性だが、あくまで名古屋基準だが、平日夜の客は通いやすい場所の客の傾向であり、彼らの職種業種にも傾向が有り(要するにホワイトカラーの中でも堅い方の人)、価値観等の心理にも傾向が出てくるため、そういう人達と相性が合うかということ。
そういう相性は(詳細後述だが)はスケジュール面や心理的事情の良し悪しと相関する。


店やキャスト毎の「こういう事情に対応できるか?」差は大きく、また、駄目な店は3つとも駄目(逆に言えば良い店は3つとも良い)傾向のため、こういう事情による集客や単価の差は大きくなってくる。

つまり、 ただでさえ不手際による不評発生頻度が高い上に、「心理的な事情」によって各々の不評の程度も増すため、両者の掛け算的に客離れしやすく、さらに、相性が合いにくいせいで新規獲得すら劣る。


■平日客のスケジュールの例。
この業界の人は社会人の感覚に疎い人が多ようなので、具体例を挙げておく。
尚、夜勤の前に来る客や変則時間帯等の「一般的ではない労働時間帯」の客も事情も似ているが、 それも述べるとキリが無いので省略する。


やや厳しめな例を挙げておく。
・18時定時で1時間残業し、19時に仕事終わった。
・23時までに家に着きたい。
・コンカフェに寄る場合、勤め先→コンカフェ→自宅の移動時間総計が2時間。つまり、会社帰りの用事(コンカフェだけでなく、買い物や外食等も含む)に充てれる時間は2時間。
※「勤務先→コンカフェのタイミング」と「コンカフェ→自宅のタイミング」はずらせないため、コンカフェに行ける時間帯は20〜22時になる。


まぁ、平日夜の客の平均像はコレより少し甘いと思うのだが、しかしながら、 これ位の時での来店も想定され、その時にもキャストや店の対応次第では失客するリスクは有るため、この状況の時の店・キャストの対応でも大差が出るだろう。
それに、厳しい人ほど「多く働き、相応に高単価」や「わざわざ遠方から来る人ほど一気に金使って楽しもうとする」な傾向のため、そういう事情でも厳しめな状況を重視すべき。


この例の場合、他の事情も付いて来る。例をば。

他の用事を兼ねたい場合、他の用事の時間帯が融通が利くとは限らない。
例えば、買い物等の他の用事を兼ねたい場合、「小売店の閉店時間」や「寄りたい店は勤務地近く」等の事情から、そちらが先でなければならい場合が有る。

で、仮にキャストの休憩等の報告が早くて正確ならば、その判断をする頃(主に仕事終わった直後)に「他の用事も済ませられるか?」の判断が出来る。
例:
・とある客の、とある日の勤務終了が19:30、コンカフェに行ける時間が20:30〜22:00。
・出来れば、コンカフェに行く前に勤務地近くで他用を済ましたい、例えば買い物(20時閉店)。
・仮にお目当てのキャストの休憩(開始〜終了)が20:30〜21:00を含むなら買い物をすませるべき、
 何故なら、その場合、コンカフェにまっすぐ向かって入店すると、お目当ての子の休憩と被ってしまうので。

で、キャストの報告の質や実際の休憩次第で下図のパターンに分かれる.



キャストの報告の質の低さのせいで「会い損ねる時間の発生」や「空き時間の活用し損ね」が発生すれば当然落胆し、
それに対し、他の店のキャストの報告の質が高ければ、彼はそちらを好みやすくなるだろう。

こういう状況に対応できている店・キャストは、あまり多くない。半分位か。
何せ、平均以上に社不なキャストは、報連相は気が向いた時に行う程度(本人は気を付けていると言い張るだろうが、実際には後から気付いても反省には程遠くて、まるで成長しない)で、十数分ずれた如き何とも思わないし、 数十分ずれた場合ですら「飯や化粧が長引いた」と言い訳して許して貰えて当然扱いするが、平日夜のスケジュールを遣り繰りする客にとってどうなのかは……まぁ、言っても無駄か。


■行くかどうか判断するタイミングは主に2種。
要するに、前々からスケジュールを調整しておくパターンと、今から何処かに行けるという時に逐次判断するパターン。
それぞれ、【事前調整型】と【逐次判断型】と名付けておく。
※これらの用語は後述で使う。

【事前調整型】の場合、例えば、肝心な日に推しに会うために、他の日に他の用事(家事・定時後の会議等・残業時間の貯金・他の遊びやコンカフェ等)を決めていこうとする等するパターン。
一部の社会人は、残業計画や定時後の打ち合わせ等を事前に操作できる場合も有る。数日前から決めるだけに、キャスト側が急な出勤変更した場合、上手く遣り繰りし直しにくい。

【逐次判断型】は、主に、その日の仕事や退社後の用事が終わった頃に決めるパターン。
時間の制限のため、判断するための時間を多く費やせない。
そのため、彼が行くと決めた時点での情報が不親切なほど、彼らを釣れなくなる。


■スケジュールに関する感覚のズレ。
ちょいと説教臭い事を書く。
店やキャストと客側との、スケジュールに関する気配りをどれ位行うべきかの感覚のズレについてだ。
これが根本的原因だからだ。

駄目なキャストや店全般は、自分達の感覚がコンカフェ界隈全般の感覚だと思い込んでいるようだ。
社会人全般の感覚からすればいい加減すぎる状況でも、 「コンカフェ嬢は社不だからこんなものよね」「所詮アルバイトだからこんなものよね」とか「客も分かってて来てくれるよね」等と、常識と見なす。
だが、そういうのは考え方が似たもの同士だけ見て出した結論だ。

実際には出来ている店・キャストは数割以上だが、そういうを知らない前提の物の言い方をするあたり、出来ている店・キャストの状況は踏まえないようだ。
それと、殆どの客は店やキャストに文句言わないので、彼らの本音は知らないままなになりやすいし、たまに耳にした場合も黙殺は余裕だ。


■不評発生率と心理的事情。

駄目なキャストのスケジュールの感覚は所詮社不と言うべき程度で(具体例を後述)、「きちんとした社会人」との感覚のずれの差が大きいため、そのせいで不評発生率が高くなる。
※当人達は自覚する能力も意欲も低いため、自覚していない傾向。
しかも不評の際の対処の際も、そういう感覚が表に出やすく、心理的事情での痛手も大きい。
つまり、失客のしやすさは「不評発生率の高さ」と「個々の不評の高さ」の掛け算的に高くなる。

その反面、きちんとしたキャストや店は、相手の都合や心情を自ら察して踏まえて言動しようとするため、 そもそも不手際を少なくするし、不手際の際の応対も良いために痛手も小さい。
つまり、失客のしにくさは「不評発生率の低さ」と「個々の不評の低さ」の掛け算的に低くなる。


■駄目なキャストや店の感覚の具体例

・遅刻の理由を聞くと、そもそも早めに行動していないとか、学校や他の仕事が終わる時間が楽観的過ぎ(=遅れる確率が高いのを継続)等の自己都合。
・休憩が遅れる原因も類似で、そもそも早めに終わろうとしていないとか、必須でない用事(スマホゲーや買い物)を「確実に休憩に間に合う事」より優先する等。
・会い損ねたことに対し、暇人の感覚で「また会いに来て」とか「別の時間」で等と凄く軽い言い方をする……たとえ、相手の客がスケジュールに厳しい人でも、そもそも踏まえる気が無い。
・各時間報告(休憩開始終了や出勤退勤)の報告と実際のずれが大きいだけでなく、本人がアバウト過ぎて悪気が無い。
・他業務(イベント準備や雑務等)によって客の相手できる状況出なかった際の言い訳が、きちんと仕事するひと基準では「結局本人の仕事がいい加減」なもの、例えば、全然早めにやってないとか、時間・期間の見積もりがいい加減・甘過ぎとか、(やり方を聞いてみると)効率が悪すぎて改善する気も無い等で、 しかも、仕事に対する考えが甘すぎるせいで、それが普通のように返答する。
・連絡し損ねの理由が、寝過ごしていたとか、ツイッター見てなかった等の社会人的には絶句もの。
・遅刻常習犯なのに改善策する気が全然ない。
・慢性的な体調不良の原因が不摂生。
・急性的な体調不良の原因が勤務前日の徹夜や二日酔い。

◇こういう考え方は露呈する場合が有りがちで、それにより、心理的事情による失客も加わりやすい。

◇尚、客が本音を言うことが殆ど無いのも一因で、こういう境遇に会った客は、推し出勤していない時点では本当に面白くなさそうな表情や口調をしつつも、いざキャストと話すときには(本音を言えば絡んでくれなくなる確率が少なからずなので)全然本音を言わずに何でもない建前を演じ、キャスト側は(自分から気遣う気の無い傾向のため)客の建前をそのまま解釈して何とも無いと見なす傾向。
………尚、コンカフェキャストは客の奪い合いのため、こういうのが発生しやすいキャストが居る一方で、殆ど発生しないキャストが居て、後者が前者の客を取りにかかったらどうなるのかはお察し。


■運営と客との感覚のずれ。
感覚のずれよる不評は、一般のキャストだけでなく、管理職キャストやオーナーのような運営側でも発生する。
※「不手際」と言わない理由は、意図的に行う傾向のため。

主なケースは、裏方への配置転換・系列店異動・事務や雑務に充てる等の「客が想定通りのキャスト・店で楽しめなくなるような変更」。 それと、それらの連絡が直前なほど尚更。

店の都合が何だろうが、客的には、折角スケジュールを遣り繰りしてきたのに狂わせられたら、 (会えない場合だけでなく、会える時間が短いのや、ただでさえ厳しいスケジュールを再調整するのも含む) 凄く 不満なのは変わらないし、他の店に移られやすくなることには変わらない。
しかしながら、コンカフェの客は(キャストに対して文句言うのは殆ど居ないが)店に対しては尚更控えられるので、店側の言い分がまかり通りやすい。

釘を刺しておくが、キャストが系列店内の何処かに居ればいい話ではない。
例えば、客の評価規準はキャストだけでなく店(雰囲気やサービス内容)も有るため、「○○店で○○ちゃんと会いたい」というが希望であるし、お目当てのキャストは一人だけでないため「○○ちゃんと△△ちゃんと…(以下略)まとめて会いたい」という要望もある。
そういう予定を狂わされるのならば、当然失望する。

また、系列店間の距離が大きい場合、移動時間の問題が絡む場合も有る。とある店ならば間に合う・移動時間少なくて済むのに、異動したことによって間に合わない・移動時間が多くかけさせられるならば、それも不評の要因だ。
それと、客が移動途中だった場合に、急に系列店異動したら、客は移動し為さなければならない、状況次第では、その時間の差で予定が駄目になる。


■相性
以下の事情から、相性も平日夜の確保に関わる事であり、また、スケジュール面や心理的事情と相関するだろう。

あくまで名古屋基準だが、平日夜に来やすい客の傾向を考えてみよう。
移動時間的に来やすい人で、(車は駐車の金や手間が掛かるため)電車通勤となると、相応の場所で務めている人となる。具体例は、名駅・大須・栄から遠くない場所や、少し離れた所では駅近く。
そういう場所の職種業種となると、ホワイトカラーの中でもお堅いものになるため、彼らの傾向もそうなる。
さらに、稼げる人=平日夜にも多く来て多く金を出せる人程、厳しい仕事のため尚更。

こういう人は事務的な連絡(勿論勤怠を含む)はお堅い傾向だし、コミュニメーションの質(丁寧さ・正確さ・気づかい・文言の組み立て方)は高い傾向だし、遅刻や当日欠席の少なさも厳しく、それが当然という状況の人達だ。
それは、相性にも関わるというか、キャストと価値観が合うかどうかとか、キャストの評価をする時にも関わるだろう。

例えば逆の例を言うと、こういう事が労働者の平均よりも下の人達的は、自分自身がそうであるし、そういう事は比較的気にしにくいため、多少の事とはそもそも気付かない・気にしないし、気になっても大目に見やすいだろう。
で、平日夜の客は、そういうのとは凄く逆の人達だ。
遅刻や当日欠勤等する場合の事前連絡は早くて当然、事前連絡しない場合の不評も高く(事後連絡すら無いのは論外)、報告と実際の時間帯の誤差にも細かく、書き方のレベルも高い目で見るだろう。

こういう感覚に近い店やキャストほど、平日夜の客に好まれやすいわけだが、それはスケジュール面や心理的事情とも相関するというか、こういうのが良い店ほど良く気配りするためにスケジュール面や心理的事情までも良いということ。


■集客に左右する事象の具体例。
※多くは平日夜に限らず客全般でもある程度は関わることだが、そこに言及するとキリが無いので省略。

具体例全般において、どれ位で大丈夫かはの基準は絶対的ではなく相対的というか、他店と比べてマシかどうかである。
特に、雰囲気や運営方法が似ている店と。

例えば、地雷系や社不なセンスの店なら、そういう店のキャストはスケジュールに関するレベルは低い傾向のため、コンカフェの平均出来ていれば十分だろう。
だがしかし、似たセンスの店が多く有る場合、スケジュールに関するレベルが高い店が幾つかは有るため、平均位でも美味しい客は他店に取られやすい。
清楚やクラシカル等に至っては(名古屋基準だが)真面目や丁寧な傾向のため、更に厳しい。


まず一覧:
・休憩時間の長さと連絡有無。
・休憩時間等の正確さ。
・再変更の無さ。
・欠勤連絡が無い・遅い場合の客離れは、休日よりずっと重度。
・当日欠勤頻度が高すぎる。
・多くの社会人の定時前にスケジュールが出ていないか、不親切。
・アミュの回転のシビアさ。
・欠勤や休憩以外でも、会えなくなるなら結局同じ。


■休憩時間の長さと連絡有無。
要点を言うと、連絡無しの休憩でも軽度の問題で済むのは30分以下なのと、休憩時間を長く取るなら連絡は早く正確であるべき。
◇まず補足。
・ 平日夜の客は、暇人や休日の客と違い、来店時に推しの休憩と被った際、延長したり出直したりする余裕は乏しい傾向。
・休憩前後(凡そ15分)は、その子を好む客の来店や、彼らによるアミュが集中しやすく、当人は忙しくなりやすい。それと、その子的な優先順は、早い時間から自分を待ってくれる客を優先されやすいため、ギリギリ来た客は絡まれない確率が高めになる。

◇たとえ連絡無しで休憩するにしても、30分までなら、(キャストの忙しさ次第だが)客のワンターンが丸ごと休憩時間に被っても会話量の期待値は極端には落ちないし、即座にアミュを入れて)話せる確率も大きめ。
尚、連絡無しでも軽度の問題で済む事情だが、コンカフェ界隈ではコレで十分マシな方なため、その程度でいちいち不快に思われにくいからである。しかしながら、ライバルのキャストに「30分でも休憩連絡してくれる子」が居たら、その子よりも劣る。

◇45分以上の休憩の場合、上記のようにはならない。
15分だけ被ったところで(前述の通り、早い時間からの客が優先されがちなため)他の客に捕まってばかりで話してもらえない可能性が高いし、即座にアミュを入れても高確率で間に合わないか急ぎで済まされやすい。

◇店によっては休憩がシフト表にて事前連絡されている場合が有り、それなら遣り繰りしやすくなる。
勿論早い方が望ましというか、早いほど客はスケジュールの遣り繰りや、行くか行かないかの判断を行いやすい。
最低限、【逐次判断型】の客がチェックする時間(出来れば17時まで)に報告しないと、報告の効果は低い。


■休憩時間等の正確さ。
遣り繰りする時間の余裕が乏しいと言うことは、たとえ報告と実際の時間のずれが十数分でも、来店して後悔するかどうかの分かれ目になりやすい。
例えば、推しがホールに出ている時間と20分だけ被れるはずだったのに、ズレが大きくて、その大半が被らなくなったら、即座にアミュを入れるのも間に合わず、当然不評だ。
しかしながら、コンカフェ界隈全般ではこういう事のレベルは足りていない子が少なからずというか、十数分のずれが日常茶飯事で何とも思わない社不が。
尚、店によって大差が有る、類は友を呼ぶということ。


■再変更の無さ。
まぁ、暇人や休日の客は、時間の余裕が大きいので、いちいちスケジュールを工面する必要が薄く、そのために逐次情報を確認してスケジュールに反映させる意欲も低いだろう。
だが逆も然りで、時間の余裕のない人は、時間を効率的に使うために、逐次情報を確認して反映する傾向が高い。
そのため、キャストが何かの予定を通知したら、相手はそれを元にスケジュールを決めてしまいやすい、その後に再変更されると予定が狂う。
例えば、キャストの情報見てから残業計画や打合せの時間等を決め、その後にキャストが再変更したせいで(仕事の予定の変更し直しは難しいので)計画が狂うとか。 


■欠勤連絡が無い・遅い場合の客離れは、休日よりずっと重度。
仕事帰りの客は他の用事が少ない傾向のため、仮に移動時間・費用をかけたのに会えなかった場合は、その時間や費用が丸損になりやすい。
欠勤連絡が無い場合は勿論該当するが、直前連絡も同様というか、仮に彼が既に移動中なら同じ。
そういう事情から、ずっと重度になりやすい。

どれ位早めにすべきかだが、最悪でも17時、それは定時早めの社会人が定時で、彼らの最終判断のタイミング。
尚、あくまでも「最悪」であり、たとえ16時に連絡でも、もしかしたら相手は残業し損ねたり打合せの予定を入れ損ねたりするかもしれない。
それに、【事前調整型】の場合、既に計画が決まっている。

尚、仕事終わりなだけに疲れている傾向のため、それでも頑張って推しに会いに行こうとしたのが無駄になった場合の失望は尚更だろう。


■当日欠勤頻度が高すぎる。
先に現実的な事を言っておく、体調不良や多忙で当日欠勤確率高そうでも頑張ってシフトを詰めようとするのは努力ではない、客が正論を言わないのをいい事に独善し放題しているだけだ。
相手の都合になって考えろ、推し達は自分のシフト予定に応じて工面しようとするため、シフトを入れて公表すれば当然スケジュールを工面する、それが裏切れらる確率が高かったら、相手がどう思うのか?
結局、当日欠勤になる率高そうなのに無理に平日に詰めるのは逆効果。

尚、上記のように頑張って詰めているわけではなく本人の怠慢のせいで当日欠勤頻度が高過ぎる場合だが、こういう場合、そういうふざけた考え方が露呈する確率が少なからずなため、心理的事情も加わる。


■多くの社会人の定時前にスケジュールが出ていないか、不親切。
◇最低限、早めの定時である17時までにはスケジュールは出ているべき。それは店もキャストも。
【逐次判断型】の客は、当然、自分が判断する時点で出ている情報を当てにするため、客が判断する時点で出ていなかったり、曖昧だったりすると、判断しかねて来てもらいにくくなるだろう。

◇判断のための時間も限られることから、個々のキャストのツイッターを確認するにしても、多くても精々十人が目安、そのため、店のアカウントで当日シフトが出ているべきだ。
それと、本人のアカウントでの表示をスクロールして見ていく際、大抵の客のツイッターには数十〜百越えのフォロワーが居るために、古い情報を見るにはスクロールする時間がかかり過ぎる。
尚、このケースで客が情報を見逃して来店+会い損ねた場合、客は建前上は自分が見逃したことを原因にするだろうが、内心どう思っているのかは察するべき。
そんな情報は探しきれなくて当然だろ?……まぁ、社不キャストどもや同レベルの運営どもは、その程度の事が分からないのだが(しかも、客が言い返さないのをいいことに、自分達の正しさを信じる)。

◇こういう判断の手間が面倒な店が有る一方、楽な店が有るため、客は原則楽に判断できる方の情報を良く見て、そちらで決断しやすいだろう。
その対策のために、最低限、(各々のキャストではなく)店全体の情報として、17時までにはキャスト全般のシフトは出ているべき。ただし、あくまでも最低限だ。

◇他全般、客が自店のキャスト全体をより早く詳しく把握出来ることに応じるべき。


■アミュの回転のシビアさ。
◇相手は、キャストのアミュが遅すぎるせいで延長しなければならない場合に、そうする余裕が乏しい。
特に余裕が少ない客となると、延長以前に、少しでも早く目的を済まして退店したい。
そのため、アミュの回転というか、注文してから行われるまでの時間が長いのは、平日夜以外の客よりもずっと痛手だ。

◇これには心理的事情も加わる場合もある。
相手の心理は早く済ましたい、それなのに、(「アミュの予約が詰まっている」等の、客が大目に見てくれる理由ではなく)手際が悪かったり、先に無銭の客と話し込んだりしたら、そういう面での不評が加わる。
将来性が無いと学習するのもあり、時間の余裕が多くて忙しくない時しかアミュ入れてくれてなくなりやすいか、余裕が多い時しか自店に来にくくなるだろう。


■欠勤や休憩以外でも、会えなくなるなら結局同じ。
前の方で似たことを述べたが、これを「あとがき」にしたいので、書いておく。

運営やキャストの発言の中には、別支店への異動や長時間の裏方作業等は仕方がないものとして扱い、気配りすべき事でないと見なす節が散見された。
この件は平日夜に限らず客全般にとって不快だろうが、平日夜の客には尚更というか、余裕の無い時間を工面し、疲れているのに頑張ってきたのに、店やキャストの自己都合によって無駄にされた挙句、正当化されたら、(客の殆どは不満を表にしないが)内心どう思っているかはお察しである。

とは言っても、この件は、改善してもキリが無い。
そもそも、こういう事は、マシな方の店は自ら気を使うため、系列店異動やシフト中の長時間裏方はそもそも稀なだけでなく、最悪でも早めに連絡する等、そもそも軽度にしかならない。
(それと、必要に迫られた場合でも、謝罪や気配りの文言を書く等、明らかにかなり気にしている)
裏を返せば、こういう事が重度な運営やキャストは根本的に客の事情を踏まえる意欲や能力自体が欠けているということで、この件(平日夜のスケジュール対策)だけ解決したところで、焼け石に水。

まぁ、こう言う奴等には相応の状況がお似合いというか、平日夜に閑散とした店内でピンチケ達を相手にしながら、行き当たりばったりな休憩計画を立てるとか、欠勤の話題を軽々しく言うとか、急な異動や長時間裏方が仕方ないよねと傷を舐め合あうとか、そういうのがお似合いだ。
以上。


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